ユーザ先で、PCをXPからWindows7に変更したら、無線LANがちょくちょく切れる事象が発生しているので、
調査してほしいとの要望がありました。

一度、無線LANのチャンネル干渉状態を調べるフリーソフトとして「inSSIDer」を入れて確認したのですが、
その際、社長がVAIOを使っているとの事で、その波形が表示されており、それが原因?かも・・・と

ですが、最近また頻発しているようです。
現地調査は、来週行う予定ですが、
パソコンの設定状況を確認するチェックリストを下記のように作成してみた。

<対策1>
使用しないアダプターを無効にする。
ネットワークアダプターが2つ以上動作しているパソコンは、動作が不安定になることがあるため、
使用しないネットワークアダプターをデバイスマネージャーから無効にする。
<対策2>
(1)「ネットワークと共有センター」をクリックし、左側の「ネットワーク接続の管理」をクリック。
(2)「ネットワーク接続の管理」が開くのでその中の「ワイヤレスネットワーク接続」を右クリックし「プロパティ」をクリック。
(3)「ワイヤレスネットワーク接続のプロパティ」が開くので、その中の「この接続は次の項目を使用します」の「Qosパケットスケジューラ」と「Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有」のチェックを外し、「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択し「プロパティ」をクリック。
(4)「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)のプロパティ」が開くので「詳細設定」をクリックし「WINS」タブをクリックし「NetBIOS設定」の「NetBIOS over TCP/IPを無効にする」にチェックを入れる。

<対策3>
コントロールパネル→プラン設定の変更→詳細な電源設定の変更→ワイヤレスアダプターの設定→各モードを最大パフォーマンスにする。
「制限付きアクセス」なってしまう場合はこの設定にすると改善されるかもしれません。

<対策4>
ネットワークがパブリックネットワークになっている場合は、ホームネットワークに変更する。

<対策5>
デバイスマネージャーから無線LANアダプタのプロパティを選択し、[電源の管理]タブにある”電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする”チェックボックスを外します。

<対策6>
ネットワークのプロパティ画面の「接続」タブの中で、「ネットワークが名前(SSID)をブロードキャストしていない場合でも接続する」にチェックを入れる。

上記の対応をしても、切れる事があるそうですので、追加で以下についても対応する予定です。
それは無線の暗号化の種類です。セキュリティタブの暗号化の種類を見ると、AESになっているのが原因と思う。
「最も高いセキュリティを持つAESは、Wi-Fi接続がうまくいかないことがあり、
特にパソコンに内蔵された無線LAN子機との相性問題で、接続不良を起こすことがよくある。」
対策としてはセキュリティが少し劣るが、暗号化の種類をTKIPに変更。

BUFFALOならエアーステーションの設定画面で、変更可能だそうです。

また他の方法として、
(1) 無線チャネルを他に変えてみてください。
(2) フレームバーストEX を無効にしてください。
(3) 802.11g プロテクションを無効にしてください。
(4) PC のパーソナルファイアウォールを無効にしてみてください。
(5) (Intel PROsetのプロファイルマネージャではなく) Buffalo ClientManager3 をインストールして使ってみてください。

チェックする内容としては、以上ですが、有力なのが暗号化かな~って気がします。

By nagwp

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